創業以来、私たちは肉の品質に徹底的にこだわった結果、 最高品質の和牛だけを、 ご提供して参りました。 さらに生産者の顔がきちんと見えるものを、 お客様に安心して召し上がっていただくために、 肥育農家の方々とコミュニケーションをとり、 食の安全を日頃から追及しています。 お客様への安心と安全、自然本来の素材を厳選しご提供いたします。
取り扱う牛は、雌牛専門で【壱岐牛出荷リーダー】の小山さん。20歳ごろ肥育農家を始めた当時、農家自体少なく、技術を教える人もいなかったそうです。出荷した牛が、いい結果が出せないこともありました。それでも、もっといい牛をと、エサの配合を直接たのんだり、自ら宣伝したりと、壱岐牛の質とブランドあげるため皆をまとめてきました。2007年度は、9割近くを4等級以上で出荷することができました。「壱岐牛から4等級より下は出さない」と今後の壱岐牛の力強さを感じました。
─ 野元牧場 ─
【第35回日本農業賞優秀賞 受賞】の野元さん。地元で生まれ、地元の水とエサで育むことが一番牛に力を与えます。「牛は、エサを与える人を覚えてますよ」と取材の時も、牛が寄ってきていました。今後も一頭一頭に愛情をかけ、家族で目が届かない拡大はしないと、最後まで牛に対する愛情のあるお言葉でした。
─ 梅嶋牧場 ─
先代の意思を受け継ぐ二代目梅嶋さん。壱岐では、農家の皆さんで情報交換をし、エサ(海草粉末入り)は15人の肥育農家さん一緒のものを扱っています。新たな試みも結果が良ければ皆で実行する。そうすることで壱岐牛の質の底上げ、肉質の統一ができます。
─ 壱岐牛 ─
壱岐で生まれて、壱岐で育った牛のみを【壱岐牛】といい、全国的にもわずかな理想の肥育環境の壱岐牛。国内の有数ブランド牛の素牛も実は、壱岐牛が数多く買い付けされています。 壱岐は玄界灘の真ん中に浮かぶ島。適度な海水塩分を含んだミネラルたっぷりの土で育った草を食べ、ストレスの少ない環境でのんびり育った伝統の黒毛和牛【壱岐牛】。 今は隠れた名産地ですが、質のよさは大東園でも評判です。
古窯の里“伊萬里” 豊かな自然に恵まれ、自然の風が通り抜ける広大な牧場で、1800頭の牛一頭一頭を丹念に育まれる『松尾牧場の伊萬里牛』
「いい牛を育てるには、まずはいい仔牛をみつけることです」と、1年の半分は仔牛の買い付けに繁殖農家をまわられるこの道40年の松尾勝馬社長。
その仔牛が牧場に来てから出荷されるまでの22.ヶ月、牛にストレスを与えないように、情熱をもって育てています。鼻輪もつけず、暖かくなると牧場に放し、削蹄(つめきり)などの大変な仕事も牛の喜ぶ姿を見ると私たちも嬉しいです。
エサは、国産ワラや米などを自家配合し「しっかり食う牛」を育てています。
枝肉重量の全国平均は、700キロ弱ですが、松尾牧場の牛は、800キロ弱。 大きくても味が濃く、サシもしっかり入り口の中で切れの良い脂質を味わえます。
情熱をもって育てた牛は、きれいに磨いて出荷します。
「22ヶ月ありがとうございました」とお互いに言えるような仕事をこれからも続けていきます。
佐賀牛は、佐賀県北西部の松浦半島に位置した標高100〜200mの地形で平坦、山麓、山間と富んだ通称「上場台地」と呼ばれる環境で、肥育されています。 この変化に富んだ傾斜の地形により、子牛の頃から自然と足腰が鍛えられるそうです。